特集 吉和神楽
 
神楽の歴史
 
神楽は、正確にはいつから始まったのか定かではありません。
 
奈良時代〜平安初期 宮中の祝事として、儀式的に執り行われたり、猿樂(もともとは神楽のあとの余興)から始まったと考えられます。
平安末期〜鎌倉時代 宮中の宮神楽が地方に伝わり、その地の地勢・人情風習によって、それぞれ特徴あるものに育成・研究されました。神楽の演目は「能」「謡曲」から神楽化されました。
室町時代〜江戸時代 神話、伝説、歴史などから次々に生まれました。

明治時代〜現在

現在の演目には
神話がもとになっているもの「天の岩戸」「神武」「八岐の大蛇」「塵倫」など、能や謡曲の演目から神楽化されたもの「羅生門」「大江山」など
近世に至って創作されたもの「滝夜叉姫」など
古来の儀式舞を含めて多様になりました。

 
神楽・旧舞と新舞
戦争によって、日本の歴史がなくなる事になるのは、神楽も例外ではありませんでした。「鬼面が西洋人に似ている」「西洋を敵と見なして退治する」などから舞台は中止を余儀なくされた。
しかし、神楽に対する民衆の気持ちは強く、新たな演目を創作することにより、その伝統は引き継がれてきました。戦前から伝わる演目を「旧舞」、戦後に生まれた演目を「新舞」と区分しています。

また、テンポには、ゆっくりとしたテンポの「6調子」と速いテンポ「8調子」があります。
旧舞・新舞・テンポなど多種多様さが神楽の魅力をより一層幅広いものにしたのではないでしょうか。
神楽
 
広島県の神楽
 
吉和神楽競演大会
中国地方の中でも最も活動が盛んである広島県には、約250もの団体が存在する。
起源は石見神楽であり、他の神楽と最も違いがあるのはその衣装の派手さと、舞の派手さでしょう。

現在は、「芸北神楽」として人気を集め、「神楽ドーム」建設や「広島県神楽競演大会」をはじめ、各地で競演大会が開催されている。

ここ吉和でも、毎年4月に、もみのき森林公園で「春選抜 吉和神楽競演大会」が開催される。平成18年のグランプリ大会には、1200名が神楽ファンが各地から集まった。
「春選抜 吉和神楽競演大会」について>>
 

 
吉和地域では、昭和54年頃、古くから伝わっていた伝統芸能の神楽を復活させようと地域の有志や、若者達が集まり神楽団が結成されました。

その後、旧舞による演目の復活に努め「八岐の大蛇」「大江山」「塵倫」「天神」「羅生門」「安達ヶ原」の他、最近では、若い世代を中心に新舞を取り入れ、数多くの演目を上演しています。
ハワイ・ニュージーランド・シンガポールなどへの海外公演、第24回広島県神楽競演大会の優勝をはじめ、各地域の競演大会の出演や、奉納神楽を行っています。


団 名 吉和神楽団
所在地 〒738-0301 広島県廿日市市吉和751-6
代表者 能島文範
団 員 25名
吉和神楽団・吉和子ども神楽団
吉和子ども神楽団

平成11年に発足、現在団員12名で、吉和神楽団員の指導により伝統芸能の継承を目指し、毎週1回〜2回練習を行っています。
各地の子供神楽大会や吉和地域の文化祭ステージ発表など、多くのイベントに参加しています。
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